「今でもべつにお前のことをおこってはいないんだ」井伏鱒二『山椒魚』——気がついた時には出られなくなってしまっていた山椒魚。井伏鱒二はそういう山椒魚の煩悶をユーモラスなタッチで描きました。100年近く前に書かれたこの短篇小説から私たちはいま何を学んだらよいのでしょうか。
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国際コミュニオン学会名誉会長
鈴木秀子
すずき・ひでこ
東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。聖心女子大学教授を経て、現在国際文学療法学会会長、聖心会会員。日本にエニアグラムを紹介。著書に『自分の花を精いっぱい咲かせる生き方』『幸せになるキーワード』(共に致知出版社)『死にゆく人にあなたができること』(あさ出版)など。最新刊に『機嫌よくいれば、だいたいのことはうまくいく。』(かんき出版)。