連載 20代をどう生きるか
20代をどう生きるか
  • 元WBC世界ライト級チャンピオンガッツ石松

頑張り続ける底力の
あるやつだけが、
最後に最強な運を掴むことができる

アジア人初のWBC世界ライト級チャンピオンに輝き、5度の防衛に成功したガッツ石松氏。現役引退後は俳優・タレントとして幅広く活躍を続けている。しかし、幼少期は赤貧を極め、人生の辛酸を嘗め尽くす日々だった。拳一つで世界の頂へと上り詰めた20代の歩みを振り返っていただき、運命を開く要諦を探る。

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    元WBC世界ライト級チャンピオン

    ガッツ石松

    がっつ・いしまつ

    本名・鈴木有二。昭和24年栃木県生まれ。40年中学卒業と同時に上京、プロボクサーを志しヨネクラジムに入門。41年プロボクシングデビュー。49年WBC世界ライト級チャンピオンとなり、以後5回防衛。54年引退し、芸能界に転身。20年広島国際学院大学現代社会学部客員教授。著書に『神様ありがとう俺の人生』(桜の花出版)など多数。