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高校剣道界において圧倒的な優勝回数を誇る熊本県の九州学院高校剣道部。監督として同剣道部を常勝集団に育て上げたのが、剣道八段の米田敏郎氏である。米田氏が語る師の教えや苦悩の中から掴んだ人財・組織づくりの要諦、指導者に求められる条件とは――。
九州学院剣道部監督
米田敏郎
こめだ・としろう
昭和44年熊本県生まれ。小学2年生から剣道を始める。進学した九州学院中学・高校剣道部、中央大学剣道部にて活躍。大学卒業後、教員として九州学院に戻り、剣道部コーチを経て平成4年より監督(高校・中学)。以後、高校ではインターハイ団体優勝10回・個人優勝5回、全国高校選抜大会優勝11回(7連覇)、玉竜旗優勝11回(4連覇)、魁星旗争奪全国高校剣道大会優勝7回(3連覇)、剣道3大大会(選抜・玉竜旗・インターハイ)にて3年連続3冠達成、中学では全国中体連剣道大会団体優勝10回・個人優勝5回など、九州学院剣道部を全国屈指の強豪校に育て上げる。令和2年10月剣道八段審査に合格。