松下政経塾の塾頭として、経営の神様・松下幸之助氏の謦咳に接し、現在は自ら主宰する「青年塾」で日本の若者の訓育に尽力する上甲 晃氏。松下氏から得た学びや、いまの日本の若者の実態を交え、1人ひとりが心に刻むべき人生の要訣について語っていただいた。
志ネットワーク「青年塾」代表
上甲 晃
じょうこう・あきら
昭和16年大阪府生まれ。40年京都大学卒業と同時に松下電器産業(現・パナソニック)入社。広報、電子レンジ販売などを担当し、56年松下政経塾に出向。理事・塾頭、常務理事・副塾長を歴任。平成8年松下電器産業を退職、志ネットワーク社を設立。翌年、「青年塾」を創設。著書に『志のみ持参』『志を教える』など多数。最新刊に『志を継ぐ』(いずれも致知出版社)がある。