戦火の中のイランに生まれ、幼少期を孤児院で過ごしたサヘル・ローズさん。八歳の時に養母であるフローラさんと共に来日。現在は俳優・タレントとして幅広く活躍、難民などの国際人道支援活動にも尽力するサヘルさんに、壮絶な人生の歩みを交え、一人ひとりが心豊かに、幸せに生きるヒントをお話しいただいた。
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俳優
サヘル・ローズ
サヘル・ローズ
1985年イラン生まれ。幼少期から孤児院で暮らし、7歳でフローラの養女として引き取られる。8歳でフローラと共に来日。高校時代から芸能活動を始め、俳優としても映画やテレビで活躍。主演映画『冷たい床』は様々な国際映画祭で正式出品され、イタリア・ミラノ国際映画祭にて最優秀主演女優賞を受賞。また、過去には国際人権NGO「すべての子どもに家庭を」の活動にも参加し、親善大使を務め、私的にも国内外の子供たちや難民たちの援助を続けている。アメリカの人権活動家賞受賞。著書に『Dear16とおりのへいわへのちかい』(イマジネイション・プラス)『これから大人になるアナタに伝えたい10のこと:自分を愛し、困難を乗りこえる力』(童心社)など。現在初監督作品『花束』が公開され、大きな話題を呼んでいる。