相次ぐ災害に、コロナ禍、そして緊迫する国際情勢。試練の続く我が国が、今後長きにわたり安寧を維持していくために大切にすべきものは何か。戦後の変質してしまった学校現場で奮闘し、本物の教育を追求し続けてきた中村正和氏に、自身の足跡を交え、私たちが取り戻すべき日本の心の本質についてお話しいただいた。
元高校教師
中村正和
なかむら・まさかず
昭和30年北海道生まれ。法政大学大学院修士課程修了。神奈川県下で高等学校教諭を歴任。退職後、執筆と筆禅道に専念。筆禅会幹事、勉強会「獅士の会」を共催。著書に『天皇の祈りと道』(展転社)がある。