標高1000メートルの信州・飯綱高原に広がる癒やし、気づき、学びのコミュニティ「いのちの森『水輪』」。
夫婦で代表を務める塩澤研一氏とみどり氏の活動の原点は、出産時のトラブルで最重度の障碍を負った愛娘の誕生だった。
このいのちを授かった意味は何なのだろうか──。消えそうないのちを懸命に守りつつ、答えを求めて歩み続けてきた二人が見出したものとは。
公益財団法人いのちの森文化財団代表理事
塩澤研一
しおざわ・けんいち
昭和22年長野県生まれ。前頭葉脳損傷という重度の障碍を負った娘・早穂理の養育体験を踏まえて様々な社会活動を展開。平成4年水輪の会を設立し、心と体といのちを大切にする実践活動を展開。18年いのちの森文化財団を設立。23年公益財団認可。㈱水輪ナチュラルファーム代表取締役。㈲グリーンオアシス代表取締役。いのちの森クリニック事務局長。
公益財団法人いのちの森文化財団副代表理事
塩澤みどり
しおざわ・みどり
昭和22年長野県生まれ。出生時に前頭葉脳損傷という重度の障碍を負った娘・早穂理との生活の中で、様々な葛藤を体験。平成4年水輪の会設立を出発点に、心と体といのちを大切にする実践活動を展開。18年いのちの森文化財団を設立。23年公益財団認可。水輪の会代表。いのちの森クリニックカウンセラー。