幼少期の交通事故の後遺症と向き合いながら、人々の心を癒し感動させる絵を描き続けている若き画家・水上卓哉氏、30歳。後遺症や様々な困難にも決して屈することなく努力を重ね、画家になるという夢を実現してきた水上氏に、これまでの歩み、自らの運命を切りひらくヒントを語っていただいた。
この記事は約14分でお読みいただけます
シェル美術賞2018 入選作品『Blue Eyes(ピラルク)』(2018)162cm×130.3cm)。“ONENESS”をテーマに命の輝きを描いた
画家
水上卓哉
みずかみ・たくや
平成2年愛知県生まれ。12歳の時の交通事故が原因で障碍が残る。29年京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)大学院芸術研究科(通信教育)芸術環境専攻修士課程美術・工芸領域洋画分野修了。現代美術家協会、名古屋商工会議所会員。22年に初個展「はじめの一歩」を名古屋で、翌年に個展「ひと筆の祈り」を東京・銀座で開催。「シェル美術賞2016、2018」「FACE2019 損保ジャパン日本興亜美術賞」などに入選。「Galeria 卓」(愛知県清須市)にて作品を制作・展示。令和3年1月13日から19日まで名古屋三越栄店にて『VOICE 地球の声をきく 水上卓哉絵画展』を開催予定。