幕末の志士・橋本左内が14歳の決意を綴った『啓発録』。その内容は、年齢から抱くイメージとはかけ離れた教養、自律心、覚悟に溢れ、読む者を奮い立たせずにはおかない。同書を子供たちの教育に活用し、この度弊社より『14歳からの「啓発録」』を上梓した瀬戸謙介氏に、自身の活動を交えて、14歳の志士から学ぶべきものについてお話しいただいた。
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空手道場「瀬戸塾」師範
瀬戸謙介
せと・けんすけ
昭和21年旧満州生まれ。14歳で空手を始める。獨協大学卒業。54年「瀬戸塾」を立ち上げ、空手指導と武士道や『論語』の講義を通じた人間教育に尽力する。現在、社団法人日本空手協会八段、日本空手協会東京都本部会長。著書に『子供が喜ぶ論語』『子供が育つ論語』(共に致知出版社)。