浦安の海に、世界中から人々の集まる夢のテーマパークが誕生することを、誰が想像し得ただろうか。東京ディズニーリゾートの創設から携わり、日本を代表する行楽地に育て上げてきた加賀見俊夫氏と、一企業の枠を超え、日本経済の改革に人生を投じてきた牛尾治朗氏に、各々の奮闘を交えながら、経営の枠を破り、成長を実現する道について語り合っていただいた。
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ウシオ電機会長
牛尾治朗
うしお・じろう
昭和6年兵庫県生まれ。28年東京大学法学部卒業、東京銀行入行。31年カリフォルニア大学政治学大学院留学。39年ウシオ電機設立、社長に就任。54年会長。平成7年経済同友会代表幹事。12年DDI(現・KDDI)会長。13年内閣府経済財政諮問会議議員。著書に『わが人生に刻む30の言葉』『わが経営に刻む言葉』『人生と経営のヒント』(いずれも致知出版社)がある。
オリエンタルランド会長
加賀見俊夫
かがみ・としお
昭和11年東京生まれ。33年慶應義塾大学法学部卒業、京成電鉄に入社。47年京成電鉄を依願退職し、オリエンタルランドに改めて入社。56年取締役総務部長兼人事部長。その後常務、専務、副社長を経て、平成7年社長に就任。17年会長兼CEO。著書に『海を超える想像力』(講談社)がある。