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  • 京都大学名誉教授中西輝政

中露はいまや同盟関係と見てよい。恫喝どうかつ懐柔かいじゅうで外交を進展させる中国の基本姿勢に警戒せよ

中国とロシアの距離が一段と縮まった。その中露と北朝鮮の3国に囲まれた日本の安全保障は厳しさを増すばかりである。一方で日本人の意識は劇的に変わりつつある。求められるのは、脅威や圧力に屈しない二枚腰、三枚腰の姿勢で気骨を示すことだ。

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京都大学名誉教授

中西輝政

なかにし・てるまさ

昭和22年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、米国スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。平成24年退官。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。著書に『国民の覚悟』『賢国への道』(共に致知出版社)『大英帝国衰亡史』(PHP研究所)『アメリカ外交の魂』(文藝春秋)『帝国としての中国』(東洋経済新報社)など多数。近刊に『覇権からみた世界史の教訓』(PHP文庫)。