日本人としての自信と誇り。大切な節目を迎える日本に問われるのは、この2つである——30年間続いた平成の時代も4月で終わる。この大切な節目の年に、私たちはいま一度日本の未来に思いを馳せなくてはいけない。いま、私の心に浮かぶのは「自信」「誇り」という言葉だ。日本と日本人が失ってきたこの2つを取り戻すことが、目前の国難を乗り越え、我が国の未来を拓く鍵となる。
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京都大学名誉教授
中西輝政
なかにし・てるまさ
昭和22年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、米国スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。平成24年退官。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。著書に『国民の覚悟』『賢国への道』(ともに致知出版社)『国民の文明史』(PHP文庫)など。近著に『日本人として知っておきたい世界史の教訓』(育鵬社)がある。