総合格闘技のPRIDEウェルター級チャンピオンとして世界の強豪と数々の激闘を繰り広げ、その不屈の姿勢を通して多くの人々に感動を与えてきた三﨑和雄氏。現役引退後は、地元の千葉県香取市で道場を開き、主に子供たちを対象に武道や農業を通じた人間教育に力を尽くしている。並々ならぬ覚悟と努力によって格闘家としての道を開いてきた三﨑氏に、自らの人生、闘いの中から掴んだ「生き方の法則」、そして自らの使命について語っていただいた(写真:創建は神武天皇の御代18年と伝えられる香取神宮拝殿の前で)。
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元格闘家
三﨑和雄
みさき・かずお
昭和51年千葉県生まれ。平成元年小見川中学校入学後、柔道を始める。7年東京学館高等学校卒業後、総合格闘家を目指し、プロデビュー。12年全日本異種格闘技大会優勝。13年パンクラスネオブラッドトーナメント優勝。18年PRIDEウェルター級グランプリ優勝。24年現役引退。現在は自らの道場指導を通して、「生きる力」を伝えている。著書に『「覚悟思考」が結果を出す』(日本文芸社)。