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ねいせいちえん
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寧静致遠
ねいせいちえん
──寧静に非ざれば遠きを致むることなし。
『致知』が創刊10周年を過ぎた頃である。『小学』の中にこの言葉を見つけ、深い感動を覚えた。さらに遠くまで歩むための指針がこの言葉に凝縮している、と感じたからである。
この言葉は諸葛孔明が子を戒めた手紙の中にある。
《諸葛武侯の子を戒むる書に曰く
君子の行は静以て身を修め(静謐をもって身を修め)
倹以て徳を養う(慎みをもって徳を養う)
澹泊に非ざれば以て志を明らかにするなく(私欲に淡泊でないと、志を実現することはできない)
寧静に非ざれば以て遠きを致むるなし(丁寧に真心を尽くしていかないと、遠大な事業を達成することはできない)》
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