高校サッカー界において4回の全国制覇を成し遂げ、これまで輩出したJリーガー数で日本一を誇る前橋育英高校男子サッカー部。44年前から同部の監督を務め、強豪校へと育て上げたのが山田耕介氏である。荒れ放題の部室にリーゼント頭の部員がたむろしていた就任当時、その後の日本一までの軌跡は決して一路順風ではなかったというが、いかにして山坂を乗り越え道を切りひらいてきたのか。氏の苦節の日々から見えてくる、人財・組織づくりの要諦とは――。
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前橋育英高等学校男子サッカー部監督
山田耕介
やまだ・こうすけ
昭和34年長崎県生まれ。52年島原商業高校サッカー部でインターハイ優勝。57年法政大学卒業後、前橋育英高校に赴任し、サッカー部監督に就任。平成29年度全国高校サッカー選手権で初優勝。令和8年ザスパ群馬のゼネラルマネージャーに就任。過去インターハイ優勝2回(平成21年、令和4年)、全国高校サッカー選手権優勝2回(平成29年度、令和6年度)を数える。著書に『前育主義』(学研プラス)がある。