93歳を迎えるいまなお、主宰する私塾で東洋思想や禅の教えを伝承している境野勝悟氏。古今東西の古典に通暁し、幅広い分野で活躍を続ける能楽師(ワキ方)の安田登氏。講演や執筆活動を通じて日本の先人や古典の教えを分かりやすく紐解いてきた、歴史エッセイストの白駒妃登美氏。東洋古典を味読しその学びを自らの人生に活かしてきたお三方が語り合う、東洋古典が持つ力、人生を拓く先達の教え――。
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東洋思想家
境野勝悟
さかいの・かつのり
昭和7年神奈川県生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、私立栄光学園で18年間教鞭を執る。48年退職、こころの塾「道塾」開設。駒澤大学大学院禅学特殊研究博士課程修了。著書に『日本のこころの教育』『「源氏物語」に学ぶ人間学』『松尾芭蕉一日一言』(いずれも致知出版社)、『超訳 般若心経:〝すべて〟の悩みが小さく見えてくる』『超訳 菜根譚 人生はけっして難しくない』(共に三笠書房)など多数。
能楽師
安田 登
やすだ・のぼる
昭和31年千葉県生まれ。高校教師時代に能楽と出合い、ワキ方の重鎮・鏑木岑男師の謡に衝撃を受け27歳で入門。現在は、ワキ方の能楽師として国内外を問わず活躍し、能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演などを行う。『別冊NHK100分de名著集中講義 太平記:「歴史の方程式」を学べ』(NHK出版)『話はたまにとびますが 「うた」で読む日本のすごい古典』(講談社)『つらくなったら古典を読もう』(だいわ文庫)など著書多数。
歴史エッセイスト
白駒妃登美
しらこま・ひとみ
昭和39年埼玉県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、日本航空に入社し、平成4年には宮澤喜一首相訪欧特別便に乗務。24年に㈱ことほぎを設立、講演活動や著作活動を通じ、日本の歴史や文化の素晴らしさを国内外に向けて広く発信。天皇陛下(現在の上皇陛下)御即位三十年奉祝委員会・奉祝委員、天皇陛下御即位奉祝委員会・奉祝委員を歴任。著書に『子どもの心に光を灯す日本の偉人の物語』『親子で読み継ぐ万葉集』(共に致知出版社)など多数。