「何かしら天上のものと通じたものを持つ生きものにはきつとその魂に刻まれた愛をかへしに来る時があるにちがひない」室生犀星『春から夏に感じること』——弱き者、小さき命を慈しみの眼で見つめ、それを小説や詩として表現した室生犀星。犀星が孤独と向き合いながら生み出した詩『春から夏に感じること』を味わう中で、生きる上で忘れてはいけないものが見えてきます。
この記事は約7分でお読みいただけます
国際コミュニオン学会名誉会長
鈴木秀子
すずき・ひでこ
東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。聖心女子大学教授を経て、現在国際文学療法学会会長、聖心会会員。日本にエニアグラムを紹介し、各地でワークショップなどを行う。著書に『自分の花を精いっぱい咲かせる生き方』『幸せになるキーワード』(共に致知出版社)『こども聖書』(すばる舎)『死にゆく人にあなたができること』(あさ出版)など。