年間10万人に1人か2人が発症するという国指定の難病、ギラン・バレー症候群。その難病に22歳で罹患し、「一生寝たきり」と診断されながらも奇跡の回復を見せた、漫画家たむらあやこさん。想像を絶する痛みを乗り越えた先に掴んだものを、その半生とともにお話しいただいた。
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漫画家
たむらあやこ
たむら・あやこ
昭和55年北海道生まれ。22歳でギラン・バレー症候群に罹患。1年9か月に及ぶ入院生活を経て、自宅療養を続ける。平成26年講談社の漫画雑誌『モーニング』が主催するコンテストで、自身の闘病生活を綴った作品が「編集部賞」を受賞。翌年から「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!」を連載。28年に単行本化。