幕末の大儒・佐藤一斎は、門弟の数3,000人ともいわれ、新時代の国家建設を担う指導者たちにも多大な影響を与えたといわれている。その一斎がまとめた十七条からなるリーダーの要諦が、『重職心得箇条』である。同書を座右に変化する人生を切り開いてきた窪田哲夫氏が一斎から学んだもの、そしてこの令和の日本をも見据えて一斎が訴えかけているものとは。
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(恵那市 佐藤一斎 言志四録普及特命大使)
窪田哲夫
窪田哲夫
くぼた・てつお
昭和21年新潟県生まれ。慶應義塾図書館に勤務し拓殖大学商学部を卒業。鉄道労働組合中央執行委員、新幹線地方本部委員長、国鉄改革を経て、ジェイアール東海エージェンシーマルチメディア室長、営業部長、マーケティング部長、常務取締役を歴任。現在ジョルダン非常勤監査役、富士社会教育センター幹事、岐阜県恵那市 佐藤一斎 言志四録 普及特命大使。
佐藤一斎
さとう・いっさい
安永元(1772)年~安政6(1859)年。岩村藩家老の佐藤信由を父に江戸藩邸で生まれた。朱子学や陽明学に通じ幕府の学問所「昌平坂学問所」の儒官を務める。佐久間象山や横井小楠、渡辺崋山など多くの逸材を育てた。著書に『重職心得箇条』『言志四録』など。