近年、大きくクローズアップされてきた社会問題にスマホやタブレットなどデジタル端末の弊害がある。東北大学加齢医学研究所教授・川島隆太氏は脳科学の視点から社会に警鐘を鳴らしてきた。一方、東京いずみ幼稚園園長・小泉敏男氏は半世紀、幼児教育に携わる中でテレビやスマホが子供たちに与える影響をつぶさに目の当たりにしてきた。2人がスマホ依存から脱却する方法として提唱するのが、読み聞かせや読書の習慣化である。その実践を通して、スマホの危機から子供たちを守る具体的な方法が見えてくる。
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東北大学加齢医学研究所教授
川島隆太
かわしま・りゅうた
昭和34年千葉県生まれ。東北大学医学部卒業。同大学院医学系研究科修了(医学博士)。同大学加齢医学研究所教授。専門は脳機能イメージング学。著書に『読書がたくましい脳をつくる』(くもん出版)『スマホが学力を破壊する』(集英社)『脳を鍛える! 人生は65歳からが面白い』(扶桑社新書)など多数。齋藤孝氏との共著に『素読のすすめ』(致知出版社)などがある。
東京いずみ幼稚園園長
小泉敏男
こいずみ・としお
昭和27年東京都生まれ。立教大学在学中に小泉補習塾を運営、卒業後の51年父と共にいずみ幼稚園を創設。石井式漢字教育、ミュージックステップ音感教育など画期的なプログラムを早期に導入。平成7年より園長。16年第13回音楽教育振興賞を幼児教育界で初めて受賞する。近著に『最高の育て方事典』(講談社)『国語に強くなる音読ドリル』(小泉貴史氏と共同監修/致知出版社)がある。