アメリカ・イスラエルとイランの軍事衝突から3か月が経過した。ホルムズ海峡の封鎖による影響は私たちの日常生活にも及び始めている。一方、戦後レジーム改革を目指す高市政権の足を引っ張ろうとする勢力が〝包囲網〟をつくりつつあるのも気懸かりだ。しかし、いずれの問題にせよ、一部のマスコミや評論家の喧伝に惑わされてはならない。この正念場をいかにして乗り越えていけばよいのか。
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京都大学名誉教授
中西輝政
なかにし・てるまさ
昭和22年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、米国スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。平成24年退官。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。著書に『国民の覚悟』『賢国への道』(共に致知出版社)『大英帝国衰亡史』(PHP研究所)『アメリカ外交の魂』(文藝春秋)『帝国としての中国』(東洋経済新報社)等多数。近刊に『シリーズ日本人のための文明学2 外交と歴史から見る中国』(ウェッジ)。